旧HP カイロプラクティック

カイロプラクティックについて

医療系の治療では、痛みなど筋肉骨格の症状に関して、その原因を主に椎間板・骨などの構造に異常がないかをみます。

一方カイロプラクティックは、構造だけでなく機能異常がどこにあるのかを重要視します。筋肉や関節、神経系の機能異常はMRI・レントゲンでは発見できない領域です。患者様の機能異常の原因を評価してケアできるのがカイロプラクティックです。

近年では、ヘルニアなどの構造異常が痛みの原因ではないことが証明されております。機能重視のカイロプラクティック・ケアは、症状の原因に対する見方が変わってきているのに比例して、これから多くの潜在的な患者様に大きく支持されていくと確信しております。

身体は「免疫系」「内分泌系」「自律神経系」により守られ調整されているおかげで生きることができます。この3つの働きはさらに「神経系」によってコントロールされております。
カイロプラクティックはこの「神経系」にアプローチするヘルスケアです。

様々な症状に効果がみられるカイロプラクティックですが、症状によっては医療が必要な病理や問題を抱えていることもあります。その場合は適切な医療機関での治療が必要です。

当院ではその見極めを慎重に行い、健康と病理の間(グレーゾーン)に入った症状の方に、施術を受けていただいております。

カイロの適応症
腰痛、肩こり、神経痛、四十肩、スポーツ障害などの筋肉骨格系にすばらしい効果を発揮します。また、自律神経系を快適にするケアでもあります。痛みだけに効果を発揮する狭い範囲のケアではありません。
さらに、ご年配の方へのケアやリハビリ、生活習慣病などの予防への効果も期待できます。症状について詳しくはこちら

カイロの禁忌症(施術できない症状)
悪性腫瘍、感染症、骨折・脱臼、血管障害、出血しやすい病気、高熱の出る病気、伝染病など、医療機関での診断や治療が必要な症状の場合は施術できません。

カイロプラクティックの起源と定義

カイロプラクティックは100年以上も前にアメリカで生まれました。

電磁治療の施術をしていたアメリカ人のダニエル・デビッド・パーマー(Daniel David Palmer)はある日、自身の治療室があるビルで働いているハーヴェイ・リラードの背骨に盛り上がっている箇所があることに気がつきました。

彼は長年に渡たる難聴を持っており、D.D.パーマーはこの骨と難聴に何か関係があると考えました。そこで彼に了解を得て、1895(明治28)年9月18日、その盛り上がった骨をテコの原理で元の位置に戻すように矯正しました。その結果、17年間難聴に苦しめられていた彼の耳が聞こえるようになったのです。

D.D.パーマーはこの出来事から背骨と健康の間に深い関係があると確信しました。その後、情熱と努力で研究を重ねた結果、今日の様な多くの人々に信頼を得るカイロプラクティックを提供することができるようになりました。

日本には1916年に、アメリカのパーマー・スクール・オブ・カイロプラクティックを卒業した川口三郎先生によって伝えられました。カイロプラクティック(Chiropractic)の語源は古代のギリシャ語で「手(Chiro)」「技・施し(Practic)」を意味します。D.D.パーマーの親しい患者様であった牧師のサムエル・ウィードがこの名前をつけてくれたそうです。

カイロプラクティックの定義
WFC世界カイロプラクティック連合では「カイロプラクティックとは、神経筋骨格系の障害と、それが及ぼす健康全般への影響を診断・治療・予防する専門職である。サブラクセーション(※1)を対象にした関節のアジャストメント(※2)、および/またはマニピュレーションを含む徒手テクニックを特徴とする。」と定義されております。

サブラクセーション(※1)とは?
サブラクセーション【Subluxation】
神経系の働きを妨げ生理学的変化を起こす因子。
関節における脳からの神経伝達が滞り、筋肉や内臓など身体の働きを悪くしている因子。神経機能異常。

アジャストメント(※2)とは?

サブラクセーションを起こす関節を矯正して健康に!
サブラクセーション(神経機能異常)=症状ということではありません。
ケガや感染以外で現れる身体の不調は、元々ある原因が何かのきっかけに発症します。サブラクセーションがあると、身体のコントロールタワーである神経系が正常に働くことを妨げ、身体に十分なエネルギーが行き渡らず思うように働いてくれません。そして、自覚症状のないままに不健康状態へと進んでいき、警告反応として症状で身体に知らせるのです。

カイロプラクティックは他の療法と異なり、サブラクセーション(神経機能異常)がどこにあるのかを客観的に評価してアジャストメント(矯正)を行います。

骨のズレや歪みが症状の原因?
カイロプラクティックは単に骨のズレや歪みを直すためにアジャストメントする訳ではありません。
筋肉や関節を支配している神経系の働きが十分に機能していないと、結果として筋肉のバランスが正常に維持できず、歪みとして現われるのです。
つまり、身体の歪みは神経系がトラブルを起こしている目安であり、原因ではありません。

カイロプラクティックには多くのテクニックがあり、どのテクニックも神経系の働きを良くして健康に導くケアです。
(ディバーシファイド・ガンステッド・AK(アプライドキネシオロジー)・アクティベータメソッド・トムソンなど)

当院では多くのテクニックの中でも、安全で身体の負担が少なく効果が高い「アクティベータメソッド(AMCT)」を選んでおります。
その理由は、AMCTアクティベータ療法は小さいお子様からご年配の方まで安心してケアを提供することができるからです。

WHO(世界保健機関)も認めたヘルスケア

カイロプラクティックは信頼性のあるヘルスケアであることが認められています。今日ではWHO(世界保健機構)が客観性が高く信頼性もあると認め、カイロプラクティックの国際組織であるWFC(世界カイロプラクティック連合)を正式に認めております。
現在、WFCはWHOのメンバーに加えられています。
WFCは世界の約90カ国からなるカイロプラクティックの国際組織です。

現在では、アメリカ・オーストラリア・イギリスなど35カ国で法制化されています。日本では法制化されておらずカイロプラクティックを知らない方が多いのですが、これらの国ではカイロプラクティックは国民から高い支持を得ています。

なお、当院の院長はこのWFCの日本代表団体であるJAC日本カイロプラクターズ協会の正会員です。
国際基準の学位を持っており、正規のカイロプラクティック・ケアを提供しております。
どうぞ安心してご来院ください。

AMCTアクティベータ療法

AMCTアクティベータ療法を初めて受けた患者様には「こんな軽い刺激で良くなるの?」と施術中に思われる方が多くいらっしゃいます。多くの患者様は、ご自身の症状の重さとアクティベータ器の軽い矯正刺激によって症状が改善されたのを比べて、そのギャップの大きさによく驚かれます。

「こんな簡単で優しい刺激なのに、なぜ良くなるのか不思議」という感想をおっしゃられます。軽くて優しい身体に合った刺激だからこそ、施術の直後に症状の改善や消失がみられることが多いのです。安全で身体への負担がとても少ないので、幼児からご年配の方・妊娠中の方などにも優しく、安心して効果的なケアを提供することができます。
しかも、症状の改善が早いことも分かっております。患者様もこのことをよく理解されているので、安心してケアを受けていただいております。

この療法は多くの研究がされているので、とても信頼できるカイロプラクティック・ケアです。当院がアクティベータ療法を取り入れている理由でもあります。

矯正(アジャスト)と使用器具

「矯正」といっても怖いものでも、危ないものでも、痛いものでもありません。矯正の時に関節がボキッと音がするようなテクニックでもありません。

カイロプラクティックの中でも、とても身体に優しいテクニックです。

患者様の身体への負担が小さく痛みをほとんど感じませんので、どうぞご安心ください。
一方、とても軽い刺激なので効果も少ないかというと、その様なことはまったくありません。身体の原理原則に同調したケアなので、施術後の効果は期待できるものです。

アクティベータ器(優しい振動器具

 

AMCTでは手の代わりに優しい振動器具を使います。腰椎が共鳴する周波数・振動数は40Hzであることから、1秒に40回の振動数を加えることで、腰椎が最大に共鳴して振動します。40Hzに振動数する矯正刺激は大きな効果を発揮させることができます。
アクティベータ器は、この振動数をカバーする設定になっております。そのために、正確であり安定した効果を発揮させることが期待できるのです。

アクティベータ器で効果が出る理由
振動する物体には、その物体自身が振動しやすい周波数(固有周波数)があります。共振周波数で振動するときに、最も大きく振動します。
人体の各々の部位も、様々な振動数において共振・共鳴することが分かっています。
例えば、ギターを2つ用意して片方のギターだけ弦を1本弾いてみます。そして音を止めます。この時、弾いていなかったもう片方のギターの同じ弦も音が鳴ります。これを共鳴といいます。アクティベータ器は、この共鳴原理を身体に対して利用しています。そのため、身体に最小の力で最大の効果を発揮させることができるのです。
手で行う矯正よりも、約300倍の速さで身体に優しい振動刺激を与えます。そして、接触する面積は直径1.3センチ(シャチハタの印鑑程の大きさ)であるために体への負担がとても少ないのです。
アジャスト(矯正)する際に「パチッ」「カチャッ」といった音が鳴り、この音は心地良い感じがします。音だけでも良くなる気がするとおっしゃる患者様もいらっしゃいます。

検査方法
AMCTではアイソレーションテストという検査法を主に使用します。
これは、神経の流れのサブラクセーション(滞り・神経機能異常)を調べるAMCT独自の検査法です。
患者様には施術中、ベッドにうつ伏せの状態で様々なポーズをとっていただきます。特定のポーズを取ることで1つの関節に関わる神経の状態をみることができ、そのポーズを通して神経の流れが悪い箇所を探します。
さらに、足の長さの変化を見て「いつ・どこを矯正する必要があるのか、矯正すべきではないのか」を的確に判断します。これにより不必要な矯正を避けることが可能になり、患者様への負担を避けることができます。
ある箇所の関節に関わる神経の流れにサブラクセーションがある場合、その関節にストレスを加えると、その反応として筋力の低下や体のバランスが崩れて下肢の長さが不揃いになります。筋肉は神経系によって支配されているため、神経の伝達が悪くなると、筋肉の働きが悪くなります。その結果、正しいバランス・能力が維持されなくなり、足の長さがアンバランスになってしまいます。

1.下肢のチェック

下肢の長さやバランスをチェックします。

2.矯正箇所の確認

長さの違いなどを見て、矯正する場所を探していきます。

3.振動刺激

優しい振動刺激により神経の滞りを解放します。

4.再チェック

神経バランスが整うと、下肢長が均等になります。

サブラクセーション(神経機能異常)の有無を見極めることがカイロプラクターの仕事です。
単に歪みを直している訳ではありません。
AMCTは下肢長の変化を指標としてサブラクセーションを見つけます。サブラクセーションに対して正しい振動刺激を与え、神経系の働きを活性化させて円滑にします。脳と肉体のコニュニケーションをスムーズにすることができ、自然治癒力が発揮されて健康体へと導かれます。

振動刺激(矯正)の目的

アクティベータ器のパチッと音がする振動刺激は、受容器(センサー)の共振振動数と合う様に設定されております。
受容器は脳と関節や筋肉を円滑にするための役割をしており、受容器が正常に働いていれば筋肉は自由に動き、関節もあるべき位置で維持されます。
しかし、受容器が誤作動を起こしていれば、神経の流れ・働きが異常な状態となります。筋肉・関節が正常に機能しなくなり、痛み・こり・しびれなど様々なトラブルが起こります。

アクティベータ器はこの誤作動を起こしている受容器を、優しい振動刺激で正常に切り替えることができるのです。
矯正刺激により正常に切り替わり、活性化した受容器からの刺激情報は脳に伝わります。そして、脳から身体の末端へと伝わりフィードバックされ、身体の働きが生き返ります。
目的は「神経系」の働きを正常に切り替えることです。様々な症状は神経系の働きが乱れて異常になることから起こると考えています。身体は脳神経系によってコントロールされております。だから神経系にアプローチするのです。

腰痛

◆仕事や車の運転で長時間座っていると腰が痛くなる
◆前かがみになると腰が痛くて辛い
◆お尻・太もも・膝下・足にも痛みやしびれがある
◆整形外科の検査で椎間板ヘルニアと診断されている、ヘルニアだからと諦めていた
◆重いものを持ち上げる動作ができない
◆過去に何回もぎっくり腰をやっているが、今回はいつもより痛い
◆生理前や生理中、または産後から腰が痛い・重いなど…

腰痛の原因

神経の流れが悪いから
身体は脳と神経系によって維持されています。そのため、神経の流れが悪い所があると、脳と身体のコミュニケーションが滞り、様々なトラブルが起こります。その1つが腰痛です。
歪みは筋肉のアンバランスによるもので、筋肉は神経系によってコントロールされています。
この神経系に異常があるために筋肉が正常に維持できなくなり、バランスが崩れて痛みが起こります。
歪みは結果であり原因ではないため、当院は結果ではなく原因を解決するケアをしています。

特定の感情によるもの
人には様々な感情があります。
不安・心配・恐れ・怒り・悲しみ・罪悪感・嬉しい・楽しい・うんざりなど…。
感情には良い悪いの区別はなく、どれも生きていく上で必要な感情です。必要だから様々な感情があるといってもいいと思います。
しかし、ある感情が流れないで滞った場合、その感情が身体のエネルギーの流れを悪くして様々な症状を引き起こします。
その1つが腰痛となって現れていることがあります。

アレルギー由来の痛み
ほとんどは自分では自覚がなく、脳が反発性の反応を起こして様々な症状を引き起こします。

※自分にとって合わないものをアレルギーと呼んでいます
(栄養素・化学物質・電磁波・感染・重金属・身体要素など)

例えば、「昨夜に初めて飲んだ栄養剤が引き金になり、朝起きたらぎっくり腰になった」「携帯をスマートフォンにしてから腰が痛くなり始めた」なども当院ではアレルギーと呼んでいます。
想像もできない原因・引き金が腰痛になります。当院ではその原因は身体を通し検査して施術をします。

当院の腰痛施術

しあわせカイロプラクティックセンター